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妻のブログ「トラノコ日記」にて既にご紹介しておりますが ←本当は先を越されました(苦笑)、昨日、「鞍馬天狗」の子役のうち「花見の稚児」役の子供たちの最終稽古が行なわれました。 思えば公募をかけたのが今年の1月。実は当初は4人しか集まらず、急遽2次募集をかけたところ今度は7人の追加応募が! なんとも有難いことに11名の人数となりました。 さらに嬉しいことは、この11名のうち一人も欠けることなく、全ての稽古を敢行できたこと。 出演する子供たちは元より、これまで付き添ってくださいました保護者の皆様にも心より感謝申し上げる次第です。 また、昨日の稽古では、地元のテレビ局のうち2局が取材に来て下さいました。これで、合計4社の取材。さすがに子供たちもインタビュー慣れしているらしく、ほとんど動ずることなく元気にキャスターさんの質問に答えていました。 昨日は通常の稽古に加え、本番に向けての「装束あわせ」も致しました。また、実際に「長袴(はかま)」を着けてのお稽古も! 大人ですら始めは歩くのに戸惑うくらい扱いの難しい装束ですが、二、三度歩くうちにたちまちに慣れていた様子。私も安心致しました☆ また、ここで一つ嬉しかった出来事が。それは取材に来てくださったテレビ局の方の「お能の稽古はどう?」という質問に、子供たちが「楽しい」と答えていたこと。 その時、私は次から次へと子供たちに装束を合わせるのにてんてこ舞いで、彼らのインタビューの様子をはっきり見ていたわけではなかったのですが、そんな風に「稽古が楽しい」という言葉がふと耳に届いた時は、思わず嬉しさで泣きそうになってしまいました。 さて、一通りの稽古と取材も終わり、この日の最終稽古は二時間近くの長時間となってしまいました。 本番当日は私自身も同じ舞台に出ますので、おそらく子供たちとじっくりお話しする機会は無いでしょう。そう思った私は、最後に改めて全員の子供たちと親御様たちの前で、こんなお話をさせて頂きました。 「先生は皆と同じくらいの歳で能楽師になろうと決意し、今こうして夢をかなえてプロとしてやっています。皆も、もし何かになりたい、こんなことをしてみたいという夢を持っていたら、ぜひ今回のことを思い出して、どんなことでも一生懸命に取り組んで夢をかなえてください。そして、今回の舞台に上がるために頑張って稽古をしてきたこの経験を、ぜひこれからの毎日に、大いに生かしてください」 『こうしてこの子達とじっくり向き合えて話が出来るのも、もしかしたらこれが最後になるかもしれない――』。 そう思うと、つい溢れ出そうになる涙を必死に堪えながら、最後のまとめを致しました。 今回の舞台出演に向けての稽古は、もちろん子供たちに能の世界に身近に触れてほしいと言う思いから始めたものですが、いつの間にか私自身の勉強になっていたと強く感じた次第でした。 本番はいよいよあさって。 ともに頑張りましょう!! |
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